記録方法

ここでは、パソコンの誤作動を防ぐのではなく、パソコンの誤作動を記録する方法を考察してみたいと思います。
まず、ウィルス対策ソフトやパーソナルファイアウォール等のセキュリティソフトは必ずインストールして下さい。
その上で、以下の方法を実行します。

1.パソコンの画面が見える場所にビデオカメラ等を設置し、録画します。
動作が遅くなる、いきなりフリーズする、アプリケーションの異常終了、いきなりウィンドウが閉じる、マウスポインタが勝手に動く等、画面上に現れる異常は全て記録されます。
ファイルやメールの削除や改竄も記録する事が可能になります。

2.フリーズ時、異常終了時の画面をデジカメ等で撮影しておくのも良いでしょう。

3.イベントビューアから、event.logをセーブし、保存します。
・イベントビューアの見方
Windows2000pro.、XP、Vistaであれば、「コントロールパネル」から、「管理ツール」のアイコンをダブルクリックします。
「イベントビューア」のアイコンをダブルクリックすると、ウィンドウが開き、左側のメニューから、「システム」をクリックすれば、見られます。
そこに、エラーと書かれている赤いバツのアイコンが、パソコンに異常が発生した時の時間になります。
異常が発生した時間とパソコンの動作が遅くなる時の時間は一致している事が判明しています。
その時にユーザーが何をしようとしていたのかが判れば良いのです。
・ログのセーブ方法
イベントビューアのウィンドウの左側のメニューにある、「システム」を右クリックし、メニューが出てきたら、「ログファイルの名前を付けて保存」をクリックします。
「ファイル名」に適当な名前(日付など)を付けて「マイドキュメント」等に「保存」をクリックし、保存します。

4.PC-Doctorなどのパソコンの診断ソフトを使い、ハードウェアに異常が無ければ、外的要因でパソコンの異常が起きていることが証明可能です。
イベントビューアの赤いバツのエラー、特に「disk(ハードディスク)」「cdrom(CD-ROM)」「atapi(USB)」はハードウェアの異常が起きた事を示しています。
パソコンの診断ソフトを使用し、それらのデバイスに異常が無ければ、ハードウェアの問題による異常では無い事が証明できます。
すなわち、内的要因(パソコンの問題)ではなく、何らかの外的要因により、パソコンに異常が起きている事になります。