ステレオのプラグ

ボイストレック V-50
主な仕様

記録形式 WMA(Windows Media Audio)形式

規定入力レベル -70dBv0

サンプリング周波数
ステレオHQモード:44.1kHz
HQモード:44.1kHz
SPモード:22kHz
LPモード:8kHz

総合周波数特性
ステレオHQモード:100Hz〜15kHz
HQモード:100Hz〜12kHz
SPモード:100Hz〜5kHz
LPモード:100Hz〜3kHz

記録媒体
内蔵型NAND FLASHメモリー 1GB

スピーカ
φ 18mm丸型ダイナミックスピーカ内臓

マイクジャック
φ 3.5mmインピーダンス 2kΩ



ボイスレコーダーのマイク端子にステレオのプラグでショートさせます。
その結果、プラグがアンテナの役割をし、ボイスレコーダー本体が、電界の異常を記録するデータレコーダーの役目を果たす事になります。
そして、マイクが付いていない訳ですから、音波は一切、記録されません。
本来、ボイスレコーダー自身のノイズしか記録されないはずなのです。


写真のようなモノです。


プラグの中は1kΩの抵抗を左右チャンネルの端子からアースに半田付けをした簡単なモノです。
扱うにあたっての注意は、皮脂などの汚れを落とすために、丸印の部分を磨いておいて下さい。


下の写真は4kΩの抵抗を付けたものです。


抵抗を付けない状態のステレオのプラグです。


プラグをボイスレコーダーに取り付けます。
ボイスレコーダーの外部マイクを取り付ける部分です。
取り付けると写真のようになります。


ここで、原理的な説明を少し、しておきます。
マイクがあるからこそ、僕らは音波の振動をテレビやラジオ、CD等から聞くことが出来るのです。
ICレコーダーも同じです。
マイクは音波を電気信号に変換し、それが、フラッシュメモリーに記録されます。
それを、パソコンに取り込み、wavesurferspwaveなどの解析ソフトを使用すれば、日本音響研究所と同じコンピューター解析が出来るのです。
すなわち、FFTもSTFT(スペクトログラム)も振幅波形も時間軸に沿った電圧の分布の変化や記録されている電圧の大きさを見ているのです。

では、ICレコーダーにステレオのプラグを付けた場合はどうなるのでしょう。
マイクではないので、音波は記録できません。
プラグの金具がアンテナの役割をし、そのICレコーダーの周辺の電界の変動をそのまま、ICレコーダーに記録する事が出来るのです(ですから、本来、異常な電界が検知出来なければ、ICレコーダー自身のノイズしか記録できないはずなのです)。
その上で、記録したファイルをパソコンに取り込み、wavesurferspwaveでマイクを使った時と同じように解析が可能となります。
後は、プラグに半田付けした抵抗の値によって、感度が変化するという事になります。
ステレオのプラグは立派にアンテナの役割を果たします。

衝撃を与えないという条件付で、胸ポケットに入れて録音しながら歩く、車の運転をするなどといった事が可能です。
さらに、歩いている時、車に乗っている時に、何時何分にコンビニの前を通過、何時何分に交番の前を通過、何時何分に駅の前を通過、そこで、身体に痛みを感じる、というようなメモを取っていくと、何処でどのような身体の被害を受けたのかが分かります。


アルミ箔によるアンテナ

このホームページで紹介する方法の場合、ボイスレコーダー本体が、データレコーダーの役目を果たす事になります。
そして、マイクが付いていない訳ですから、音は一切、記録されません。
本来、ボイスレコーダー自身のノイズしか記録されないはずなのです。
プラグの金具に抵抗を半田付けしていた箇所へワニ口クリップが付いたリード線を取り付けアルミ箔に取り付けます。
アルミ箔がアンテナの役割をし、その周辺の電界の変動をそのまま、ICレコーダーに記録する事が出来るのです(ですから、本来、異常な電界が検知出来なければ、ICレコーダー自身のノイズしか記録できないはずなのです)。

ステレオのプラグ
プラグのカバーを外すと、写真のようになります。
それを使います。


次に、ワニ口クリップを使います。


就寝時の記録に使用します。
そして、外部マイクを付けたボイスレコーダーと合わせて設置することにより、不眠の原因と統合失調症ではないという証明ができないかと考えたわけです。

・皮膚電位
右チャンネルにワニ口クリップから2mほどのリード線をつなげ、その先のリード線を50センチほどむき出しにし、左腕にアルミ箔を巻きつけた上にむき出しにしたリード線を巻きつけました。



このようにする事により、異常な電界がアンテナと身体に巻き付けたリード線双方に同時に記録する事ができないかと考えたわけです。


車のエンジンによる波形

2007年3月22日
栃木県那須町

車のエンジンから発する電磁波を1kΩの抵抗を付けたプラグを使用し、記録しました。
ボンネットを開け、エンジンにプラグを付けたボイスレコーダーを5cmにまで近づけて記録したものです。
その波形を公開します。
グラフは公開したファイルの3〜4秒のものです。

以下にグラフを示します。
使用ソフト:spwave
httpz//www-is.meijo-u.ac.jp/labs/rj001/index.html
グラフ作成ソフト:gnuplot
http://auemath.aichi-edu.ac.jp/~khotta/ghost/index.html

左チャンネル


右チャンネル



雷の発生による波形


2007年9月10日13:00〜13:14

この日、栃木県那須町は雷を伴った雨でした。
この時に、4kΩの抵抗を用いたプラグを使い、雷の発するノイズを記録する事に成功しました。
この14分ほどの時間に3度雷が発生しましたが、捉えることの出来た波形は三度目の雷だけでした。
自宅はほとんど東西南北にきちんと向いていますが、自分がいつも座っているパソコンの前から左側が南になります。
パソコンのある方向は西になります。
この時、発生した雷は南東の方角でした。
その波形を公開します。

以下にグラフを示します。
使用ソフト:spwave
httpz//www-is.meijo-u.ac.jp/labs/rj001/index.html
グラフ作成ソフト:gnuplot
http://auemath.aichi-edu.ac.jp/~khotta/ghost/index.html

左チャンネル


右チャンネル



電子ライターによる波形

2007年10月15日
栃木県那須町

電子ライターの放電による波形です。
この時に、1kΩと4kΩの抵抗を半田付けしたプラグを使い、記録しました。
電子ライターとプラグを付けたボイスレコーダーを1センチ離した箇所をグラフ化したものです。

使用ソフト:spwave
httpz//www-is.meijo-u.ac.jp/labs/rj001/index.html
グラフ作成ソフト:gnuplot
http://auemath.aichi-edu.ac.jp/~khotta/ghost/index.html

1kΩ右チャンネル


4kΩ右チャンネル


残念ながら、電子ライターのスパーク部に安定性がなく(メールの内容参照)、プラグを装着したボイスレコーダーの感度を完全に把握するまでには至りませんでしたが、計算上では、20V以上で電圧を記録することが可能となります。
ボイスレコーダーはプラスマイナスを割り振る関係から、それぞれの方向に±32768まで記録できます。
約20V前後の電圧を記録することができます。


メールの内容
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Fromcontact


日付2007年10月2日10:05
件名Re: 電子ライターについて

詳細を隠す 07/10/02


(株)東海 お客様相談室

お問合せの件ですが、スパークさせる部分(圧電メカ)
の固有の発生電圧は、8〜18Kvです。

以上、回答致します。


2007年12月13日作成
2010年3月21日更新
2010年4月30日更新
2010年9月2日更新