脳の病気に関して
脳の領域のどこに異常があるとこれらの事が起こるかについてです。
それは、電磁波被害で経験する被害と似ています。

意識障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%8F%E8%AD%98%E9%9A%9C%E5%AE%B3
覚醒の主座は脳幹網様体調節系にあるとされている。これは脳幹にある上行性網様体賦活系と視床下部調節系からなると考えられている。上行性網様体賦活系にはあらゆる感覚刺激に対しての入力が存在する。即ち、痛み刺激や呼びかけ刺激は上行性網様体賦活系を介して、覚醒度をあげると考えられている。もうひとつ認知に関しては大脳皮質全体に存在すると言われている。基本的に意識障害がある場合はこのどちらか、あるいは両方が障害されていると考えられる。但し、脳自体に器質性の疾患がなくとも全身性疾患ならば両方を障害することは可能である。即ち、基本的に意識障害の人間を見た場合は脳幹、大脳皮質、全身性疾患の3つを考えればよい。

記憶障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6%E9%9A%9C%E5%AE%B3
何らかの原因で、脳が損傷した場合に引き起こされることが多い。例えば、交通事故による外傷性の場合や脳梗塞のような内因性による場合、高次脳機能障害による場合もある。また、うつ病や統合失調症などの心因性である場合もある。

虚偽記憶
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E5%81%BD%E8%A8%98%E6%86%B6
虚偽記憶(きょぎきおく、英: False Memory)とは、誤った催眠療法の誘導によって捏造された、実際には起っていない筈の出来事に関する記憶(エピソード記憶)のこと。

分離脳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E9%9B%A2%E8%84%B3
分離脳(ぶんりのう、英: Split-brain)は、脳にある2つの大脳半球を接続している脳梁が、ある程度切断された状態を示す一般用語である。この状態を生み出す外科手術のことを脳梁離断術 (corpus callosotomy) と呼ぶ。

盲視
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B2%E8%A6%96
脳の視覚情報処理は、いくつかの段階を経て行われる。脳における最初の視覚皮質である一次視覚野の損傷は、破壊された皮質部位に対応する視野位置において盲を生じる。盲が生じている領域はスコトマ(scotoma)と呼び、これは損傷した半球とは反対側の視野に生じるもので、視野の一部分から、視野全体にわたることもある。
V1を損傷した場合、スコトマに提示された刺激について意識することはできなくなる。しかし、Lawrence Weiskrantzらが1970年代に示した研究によれば、スコトマに刺激が提示されたかどうかを推測するよう被験者に強制すると、チャンスレベル以上の正答率で応答するものもいたという。観察者が意識していない刺激を検出できる、というこの能力は、刺激の弁別でも可能であった(たとえば、スコトマに提示されたのが'X'なのか'O'なのかを応答する課題)。こうした一般的な現象は、"盲視"と名づけられた。
神経学的な視点からすれば、V1の損傷により盲が生じるのは不思議なことではない。脳における視覚情報処理は階層的に行われる(領野間でのクロストークや、フィードバックも存在はする)。V1はこの階層構造における最初の皮質領野であり、網膜から外側膝状体を経てV1に伝送された視覚情報は、通常はさらに高次の視覚野で処理を受けるが、V1の損傷によりこれらの視覚情報は損なわれる。しかしながら、網膜からV1へいたる経路は、皮質へ情報を伝達する最も主要な経路であっても、唯一の経路ではない。盲視を示す被験者で視覚が残存していることは、V1を経由せずに高次視覚野へ投射する経路によると、一般的には考えられている。驚くべきことは、このようにして生じた高次視覚野での活動が、V1が存在しないときには視覚的意識(アウェアネス)を生じえないように見えることである。


同名半盲
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E5%90%8D%E5%8D%8A%E7%9B%B2
同名半盲が起きるのは通常眼そのものの機能異常ではなく、大脳が脳卒中や外傷などで障害されることによって起こる。脳血管障害や脳腫瘍によって一側の視索(視交叉と外側膝状体の間の視神経の束)あるいは大脳の側頭葉や後頭葉に障害が生じると、反対側の同名半盲が起こる。例えば右の視索に病変があると、両眼とも視野の左半分が見えなくなる。右後頭葉の脳卒中でも同様の視野欠損が起こるが、この場合は黄斑回避により中心部の視野は保たれる。また側頭葉や後頭葉の小さな病変では、視放線の一部が傷害されるため、視野の半分のうち上半分あるいは下半分だけが欠損する事がある。この場合全視野の4分の1が欠損することになるので、これを同名四分盲という。
右大脳の広範な脳卒中の場合、同名半盲だけでなく左半側空間無視も生じることがある。これは空間認識をつかさどる頭頂葉が障害されることによる。ただしこれは左大脳が優位半球の人(言語野が左大脳にある人。90%以上の人がそうだといわれる)の場合に限る。空間認識は劣位半球の頭頂葉に中枢があるからである。また同名半盲は非可逆的な病変だけで起こるわけではない。例えば片頭痛の前兆期の症状として現れることもある。


半側空間無視
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E5%81%B4%E7%A9%BA%E9%96%93%E7%84%A1%E8%A6%96
大脳半球の障害によって、障害された大脳半球の対側からの刺激が認識できなくなってしまうことが原因である。右半球障害による左側半側空間無視が一般的である。左半球障害による右側半側空間無視も存在するが、左半球障害が起こると通常失語症が前面に出てくる。左眼が失明している場合も多いが、見えていることもあり、半盲とは別の病気と捉えられる。網膜に投射された情報は、視索を通り、視床の外側膝状体でニューロンを代え、ブロードマンの分類による17野に投射される。その後頭頂葉で情報として、処理される。右半球が処理するのは、両眼の左側の視野なので、そこが破壊されると見えていても情報として認識されないため、表現できないのである。半側空間無視の患者に見た物の絵を描いてもらうと、左側の欠けた絵となる。

2010年4月15日作成