統合失調症

統合失調症は、集団ストーカーや電磁波被害の加害者によって、創作された病気ではありません。
それは、精神医学の歴史を紐解けばすぐに分かることです。
しかしながら、精神病には歴史的にも暗いイメージがついてまわり、今もなお、そのような状況にあるのは事実です。
それゆえに、その歴史を知って欲しいと思います。
18世紀後半から19世紀にかけて、ヨーロッパでどのようなことがあったのか。
それ以前がどのような状況だったのか。
それ以降の流れがどのような方向に流れてきたのか。

では、統合失調症はどうなのでしょうか。
この病気は、歴史的にはギリシャ時代から存在が知られていたそうです。

多数の、この集団ストーカーや電磁波被害者のホームページで語られている病名ですが、このHPでもあえて、どのような症状があるのか、どのような診断基準なのかを調べて書いておきたいと思います。

診断基準として国際的に認められているものは、米国精神医学会によるDSM-IVという統計的データを基にした基準のようです。
病院によっては、WHOのICD-10を基準にしているところもあるようです。

症状についてはWikipediaによく分類されているようなので、抜粋し掲載させて頂きます。
□症状について
陽性症状と陰性症状に分けられるようです。
陽性症状
○思考過程の障害
連合弛緩、滅裂思考(話の脈絡がなくなる)。顕著になると言葉のサラダ(意味のない単語の羅列を発する)といわれる状態になる。
的外れな応答(他人の質問に対し、的外れな答えを返す)
○思考内容の障害(妄想)
他人にとってはありえないと思えることを事実だと信じること。妄想には以下のように分類される。一人の統合失調症患者において以下の全てが見られることは稀で、1種類から数種類の妄想が見られることが多い。また統合失調症以外の疾患に伴って妄想がみられることもある。関連語に妄想着想(妄想を思いつくこと)、妄想気分(世界が全体的に不吉であったり悪意に満ちているなどと感じること)、妄想知覚(知覚入力を、自らの妄想に合わせた文脈で認知すること)がある。
・被害妄想(他人が自分を害しようとしていると考える)
・関係妄想(周囲の出来事を全て自分に関係付けて考える)
・注察妄想(常に誰かに見張られていると感じる)
・追跡妄想(誰かに追われていると感じる)
・心気妄想(重い体の病気にかかっていると思い込む)
・誇大妄想(患者の実際の状態よりも、遥かに偉大、金持ちだ等と思い込む)
・宗教妄想(自分は神だ、などと思い込む)
・嫉妬妄想(配偶者や恋人が不貞を行っている等と思い込む)
・被毒妄想(飲食物に毒が入っていると思い込む)
・血統妄想(自分は天皇の隠し子だ、などと思い込む)
・家族否認妄想(自分の家族は本当の家族ではないと思い込む)
上記の妄想に質的に似ているが、程度が軽く患者自身もその非合理性にわずかに気づいているものを〜〜念慮(被害念慮、注察念慮)という。

○知覚の障害
実在しない知覚情報を体験する症状を、幻覚(hallucination)という。幻覚には以下のものがあるが、統合失調症では幻聴が多くみられる。また、統合失調症以外の疾患(せん妄、てんかん、気分障害、痴呆性疾患など)、あるいは特殊な状況(断眠、感覚遮断など)におかれた健常者でも幻覚がみられることがある。
・幻聴(auditory hallucination):聴覚の幻覚
・幻視(visual hallucination):視覚性の幻覚
・幻嗅(olfactory hallucination):嗅覚の幻覚
・幻味(gustatory hallucination):味覚の幻覚
・体感幻覚(cenesthopathy):体性感覚の幻覚
幻覚を体験する本人は外部から知覚情報が入ってくるように感じるため、実際に知覚を発生する人物や発生源が存在すると考えやすい。そのため、「悪魔が憑いた」、「狐がついた」、「霊が話しかけてくる」「宇宙人が交信してくる」「電磁波が聴こえる」、「頭に電波が入ってくる」、「脳の中に装置を埋め込まれた」などと妄想的に解釈する患者も多い。
また、幻味、幻嗅などは被毒妄想(他人に毒を盛られているという妄想)に結びつくことがある。

○自我意識の障害
自己と他者を区別することの障害。自己モニタリング機能の障害と言われている。すなわち、自己モニタリング機能が正常に作動している人であれば、空想時などに自己の脳の中で生じる内的な発声を外部からの音声だと知覚することはないが、この機能が障害されている場合、外部からの音声だと知覚して幻聴が生じることになる。音声に限らず、内的な思考を他者の考えと捉えると考想伝播につながり、ひいては「考えが盗聴される」などという被害関係妄想につながることになる。
・考想吹入(他人の考えが入ってくると感じる)
・考想奪取(自分の考えが他人に奪われていると感じる)
・考想伝播(自分の考えが他人に伝わっていると感じる)
・考想察知(自分の考えは他人に知られていると感じる)

陰性症状
○感情の障害
・感情鈍麻(感情が平板化し、外部に現れない)
・疎通性の障害(他人との心の通じあいが無い)
○思考の障害
・常同的思考
・抽象的思考の困難
○意志・欲望の障害
・自発性の低下
・意欲低下
・無関心

その他の症状
○現実検討力の障害
未治療の患者では、自分が病気であるという自覚(いわゆる「病識」)がない、あるいは不足している患者が多い。これも一種の現実検討力の障害と考えられる。
また、遂行能力(複雑な仕事や課題を順序だてて行ったり、同時に二つの課題を行うことなど)、社会的な状況の判断能力、将来に対する計画性など、現実検討力が低下している患者も多い。

このうち、例えば、妄想の項がどれか2つ、あるいは、知覚の項のどれか1つでもあてはまるようであれば、統合失調症の診断が下されるようです。


これだけ見てくると、よく分かります。
どれほど、この集団ストーカーや電磁波被害と統合失調症の症状が良く似ているか。
今現在、この被害が物理的現象である、という事が証明できなければ、統合失調症の診断を受けてしまうのはどうしようもない状況です。
加害者の側は、目に見えない、他人には聞こえない、という事を利用して、やりたい放題になっているのが被害者である私としては、よく理解できます。
加害者の側が統合失調症に見せかけるという手口を採択しているのだという事がよく理解できます。
しかし、日本国民である以上、日本の法律を守らなければならないのは、当たり前のことです。
であるのならば、物理現象である事を証明し、加害者が言い訳の出来ない状況まで作り上げなければなりません。

そして、加害者の側の手によって、統合失調症が作られたという訳ではなく、ギリシャ時代から存在していた事を被害者として認識しなければならないと考えます。
一刻も早く、統合失調症の病理学的診断が出来るようになる事を願ってやみません。


参考サイト
社団法人 日本精神神経学会
財団法人 全国精神障害者家族会連合会
Wikipedia 精神医学
Wikipedia 精神疾患
Wikipedia ICD-10
Wikipedia DSM-IV
Wikipedia 統合失調症
精神侵略技術を考慮した新しい精神病の診断基準の必要性について
On the Need for New Criteria of Diagnosis of Psychosis in the Light of Mind Invasive Technology